2008年01月06日

波乱の年明け2008

新年のご挨拶が大変遅れましたが、2008年、
あけましておめでとうございます。
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と、デラの満面の笑顔でも載せたいところなのですが。。。
実は今、デラは笑顔になれない状況にいます。
2008年の年明けは、我が家にとって予想だにしない出来事の連続でした。


あ、今回の記事は少々長くなると思います。
お時間のあるときに、デラの様子をのぞいてやって下さいませ。


異変に気づいたのは大晦日の朝でした。
その前の日までは、いつも通りにお散歩に行き、ごはんもしっかり食べ、
特に普段と変わりなかったのですが、
大晦日の朝、あんなにゴハン命のデラがゴハンを一口も食べなかったのです。
普段からデラの食い意地を笑って、
「デラがゴハンを食べなかったらよっぽどのことだね」と言っていたので、
これは大変!とパパさまを起こして病院へ行くことにしました。


病院にいく道すがら、いつもお世話になっているペットフードショップのご夫婦に
相談したところ、「きっとお留守番が多くなったのにすねてるんじゃ?」
「ストレスがたまってるのだったら遊ばせてあげたらいいのでは?」
と助言を受けた。実際、その奥さんの手からはフードをパクパク食べたし、
なんだぁ〜、そういうことだったのか!それなら思いっきり遊びに多摩川に行こう!
ってことになり、その足でさっそうと河川敷に向かったのでした。
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大晦日の河川敷はさすがにガラガラで、遊び放題!
さっそくパパさまに高い高いしてもらったり、
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ボール遊びで走り回ったり、
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楽しい時間を過ごそうと、遊びまくりました。


それでもなんとなくまだすっきりしない表情だったので、
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帰る時間を延ばして、またまた爆走〜。
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さすがに日が暮れたら寒くなるから、日が傾いた頃に帰途に着いた。
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しかし。
デラはうちに着く前にリュックの中で嘔吐。
そして家について体を洗っている間に、また嘔吐。
その後も激しく嘔吐を繰り返し、
ついには水を一口飲むだけでも吐いてしまうほどに。。。


もうすぐ年明け。。。明日は元旦。。。
でもこれはもう待ってはいられない。
ということで、再度ショップのご夫婦に相談したところ、
「夜間動物救急センター」というところに連絡してくださり、
受診できることになった。
この日はたまたまこのショップのポメちゃんたちの
かかりつけの獣医さんがセンターに来られるとのことで、快く受け入れてもらえた。
そしてセンターに来れば機材がそろっているので、その場で検査結果が出せるとのこと。
大晦日の紅白も中盤という時間なのに、ショップのご主人が車を出してくれて、
救急センターにたどり着くことができた。
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着いてびっくり。人間の大学病院なみの施設。
ここは「日本動物高度医療センター」という高度医療特化の病院に隣接しており、
救急センターは川崎市の獣医師会が運営している。
なんでも、ちまたの24時間救急を掲げる病院は金銭的なトラブルが絶えないらしく、
(運び込んで処置が終わると何十万という請求がくることが多いらしい)
さらに誠実な救急医療が行われていない現状もあり、川崎市では獣医師会が
立ち上がって、地元の獣医師たちが持ち回りで夜間救急に対応してくれている、
とのことでした。


デラが着いたら、それはそれは迅速な対応。
問診と並行して、血液検査を行い、レントゲンを撮り、腹部超音波検査と続いた。
どの検査もその場で結果が出るので、すぐに呼ばれて説明を受けることができた。

結果は、子宮蓄膿症だった。

子宮蓄膿症は避妊をしていない中高齢の雌犬に多い病気だが、
まれにデラのような若年の症例もあるようで。。。
子宮にたまったばい菌が体にまわると、腎機能や肝機能を侵し、
多臓器不全で亡くなることもあるが、デラはそこまではいかない状態で、
でも放っておけばそのような経過を辿るそうだ。
子どもを産ませることにこだわらないのであれば、
なるべく早期に手術したほうがいいという見解でした。


もちろんデラの健康がなにより大切なので、手術をすることに異論はなかった。
でも、ここはあくまで救急センターなので、継続治療が必要な場合は
かかりつけに戻らなくてはいけない。この日は血中の電解質の値も悪く、
白血球もかなり上がっていたので、点滴だけしてもらうのが精一杯だった。


わたしはどうしてもかかりつけに戻りたくない理由があった。
今回、デラのヒート(正確にはヒートじゃなかったんだけど)が始まったとき、
どうも様子がおかしいし、出血も匂いが気になったので
かかりつけに連れて行っていた。でも、血液検査もなかったし、
満足な評価もなくて、結果こんな悪くなるまで放っておいてしまっていた。
本当は悔しくて言いたいことがいっぱいあったけど、
今はそんなことより、いいお医者さまに執刀してもらいたかった。
そこで、信頼できるお医者さまがいないと伝えると、
先述の、ショップの子たちを診ている先生が、入院と手術を快く受けてくださった。


これで一安心。
デラはその日、そのまま入院となり、結局今年はデラのいない年明けとなった。
手術は3元日があけた4日に決まり、それまでは抗生剤で炎症を抑えることになった。
抗生剤の点滴や投薬を受けたデラは、それはそれは元気になり、
ここ数ヶ月見せたことのない、束の間の笑顔を見せてくれた。
その笑顔を見て、あぁ、本当に長い間辛い思いをさせていたんだなと思うと、
やりきれない気持ちだった。


デラは抗生剤で思いのほかよく回復したので、2日3日は家で過ごせた。
ゴハンをおいしそうに食べてくれるのがこんなにうれしいことなんだと気がついた。


そして手術の日の朝。朝から水もゴハンも禁止で、電車に揺られて病院へ。
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パパさまに運ばれ、さっそうと。
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着いたらすぐに点滴を入れて、お別れ。
珍しくデラが声をあげて泣いた。泣き続けた。
普段声を出さないデラが、1年分泣いてるんじゃないかってくらいの声だった。


その晩、電話で無事に手術が終わったと連絡があり、どんなに安心したことか!


次の日、摘出したものを見るのと、デラの顔を見にまた病院へ。
複雑な思いでデラの卵巣と子宮を見た。
やっぱり卵巣が悪かったらしく、素人が見ても明らかに分かるくらい、
黒っぽく変色していた。子宮の内壁も黒かった。
でも当の本人は、朝からゴハンも食べて経過良好とのこと。
はぁー、食い意地が張った子でよかった〜。


そして今日、退院。
おなかに大きな絆創膏をつけて、やっと我が家に戻ってきました。
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もちろん、まだ痛いみたいで全然本調子ではないけど、デラがんばってます。
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現在はまだ多飲多尿で心配ですが、様子を慎重に見守っていこうと思います。


こんなドタバタな年明けでしたが、考えさせられることがたくさんありました。
デラのことは、いつも一緒にいるわたしが一番分かるはずだし、
分からなければいけないことです。
今回、朝、デラがゴハンを食べなかったのに、わたしたちの軽い判断で、
爆走させてしまったこと。いくらすねてるのかも、と言われても、デラの性格を
一番わかってるのはわたしなわけで、判断を誤ったのは本当に申し訳なかったと思います。
おかしいと思うのは勘かもしれないけど、本人は言葉をしゃべれないんだし、
やっぱりどんな些細なサインもしっかり受け止めなくちゃいけないんだなと
あらためて思いました。
デラに辛い思いをさせてしまったのは飼い主の責任が大きいと思います。
それから、お医者さん選びも大切でした。
いろんな獣医さんがいて、いろんな飼い主がいるので、相性もあると思います。
でも妥協しないで、信頼できるお医者さまを早く身近に見つけておくことが
大切だと思いました。


まだまだ思いはたくさんありますが、今日はこの辺で。。。


こんなデラ家ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m











ニックネーム dellaママ at 22:26| Comment(20) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする